正栄金属株式会社

tin cry

こんにちは。 全く接点のない業界にお勤めの、共通の趣味の友人から「で、結局仕事何やってんの? ヒテツ? なにそれ?」とまたまた聞かれまして… なかなか非鉄金属の製品・スクラップの仕入加工販売の説明が難しいんですよね。もう最初の「非鉄」と言った瞬間にマイナー確定みたいな。そうじゃないんだけどなー。

先日ジャズライブを楽しむ機会をいただき、しかも私が学生の頃既に伝説のジャズマンとして名を馳せていた世界的レジェンドのジャパンツアーを堪能させてもらいました。若い頃ジャズ(特にジャズロックやフュージョン)が好きで、よく周りの友人から「どんな音楽? ふゅーじょん? なにそれ?」とちょいちょい質問されていたことを思い出しました。 『昔も今も同じようなことを言われているな』と思うと滑稽で♪

ジャズの特徴は「自由」ということ。だから同じ曲でも同じアレンジは2度とない。でもその中に絶妙な呼吸の規律がある。計算された乱調と心地いい調和。
電子音・打ち込み音では表現できない、楽器から放たれる生音の空間への共鳴・音の美しさ。そして音に意思があるんですよね。演奏者の気持ちが音圧となり体の芯を揺さぶってくるんですよ!
(ちょっと何言ってるかわからん)

で、その音を作り出しているのは「非鉄金属」なんですよね。たとえばギターやベースではニッケルやまさかのリン青銅(銅と錫とリンの合金)の弦があったり、トランペットなど金管系は銅と亜鉛の合金の金銀錫メッキだし、ドラムもシンバルはハイクラス品は青銅で、銅に錫が多く含まれています。

錫が入っているモノは固い地面に落とすとキーンと良い音が響きます。純錫になると、柔らかく手で曲げると「キリキリ」というか「ピキピキ」というか、綺麗な鳴き声を出すんですよ。
錫は日なたに出て威張ることは滅多にありません。生活しているなかで、錫なんて見ないですよね。しかしそんな錫は、他の誰にも真似できない音を美しくさせる力を持っています。ライブハウス全体を覆う美しい音の波は、縁の下の力持ち・錫が作り出す魔法なんですよ。
そんな非鉄金属のリサイクルの大きな環に微力ながら貢献している仕事、こんな説明でどうですかね。
えっ やっぱりわからない!?ww すみません、また出直しますぅ

ホコリだらけなのはご愛敬で…

☆おまけ☆
つい先日私のしあわせ号(恥ずかしい名前)がちょうど総走行距離が40,000kmに到達しまし…てないっ
39,999kmでしたw
ただ何となく同じ数字が続くのは珍しく、いつもは気にしないのにたまたま気付いて撮影。
ちょうど5年で4万キロ。実用性ゼロ(というかマイナス)の車で、普通の尺度で成績表を付けるとすると居住性1、積載性1、快適性1、経済性1という1ラッシュな成績ですが、ただ一点「乗る楽しさ」は5! 楽しさにこそ車の価値がある という持論のもと、今日も愛車しあわせ号と共に出勤です!

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