こんにちは。最近はブログのアップも慣れてきてササっと取り組んでいますが、とある毎回ブログを見てくれている方から「ところで一体正栄金属ってどんな仕事してるのよ？」と聞かれましたww
言われてみると確かにブログでは現場で金属をいじっている様子がない……汗
ちゃんとやっていますよw 、現場がパワーの源泉！
ということで、今回は普段の事業所内のお仕事の一部を紹介します。
お客様からスクラップの銅を仕入れます。赤オレンジ色にキラキラしていますね。銅スクラップを溶かして世の中に再びデビューしてもらうために、ここでさらに選別して最高に綺麗でピカピカな状態まで仕上げていきます。
よく見ると、わずかに銅ではないテープ屑が残っていました。この銅を溶かして再利用してくれるメガメーカー様の事を想いしっかり除去します。
そして出荷用のフレコン（大きな袋）に詰めて、準備完了です！
また、最初からバラバラにほぐれているスクラップではない、ガッツリ異物が付いている大きいモノはどうするのかというと…
写真のような厚紙の芯が付いているようなモノは、これを丁寧かつ大胆に外してから、塊のまま出荷用のフレコンには入れずに、やはり次工程の溶解作業に適した大きさまで伸ばして輪っかを小さくして入れていきます。もちろん、まさかの異物がないかチェックしながらです。
他にも、入荷品は成分的に問題がないか金属の成分分析装置で組成を確認したり、重量を出荷するお客様に合わせて調整したりしています。
銅や黄銅など、非鉄金属って入荷されたスクラップはそれぞれ「顔」があって、現場の生けるレジェンド・重鎮Tさんなんかは分析装置より目利きな場合もあり、見た瞬間に「イイ品」とか「怪しい」とかが分かっちゃうんですよ。そういう勘って、オカルト的に当たるんですよね！
経験と最新設備の融合で正栄金属の品質は維持されています。こうして今日も無事に一日が過ぎていくのでした。